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工高19期P組・20期P組合同クラス会報告

 去る平成27年9月19日六本木のANAインターコンチネンタルホテル内「雲海」にて19期20期合同クラス会を開催致しました。当日は担任でした神谷先生も久々に出席され大変楽しい会と成りました。先輩は幸村さんひとりの参加でした。

 さて今回は東工での想い出を語ってくれたクラスメートの山口三郎氏に寄稿文を書いてもらいました。(下記になります)

(幹事 工高20期P組 斉藤清道)

 東工坂を昇り降りして以来半世紀以上、よくもこのでたらめの悪ガキが生きてこられたと思う。

 勉強が嫌いなわたしは授業時間をなんとか雑談でつぶすようひたすら知恵を絞っていた、当時担任でもあったH先生は戦争の話が得意、隙を見てはジャングルの歩き方や野戦食の作り方などに誘い込み授業の妨害を図った。

 水力実験室のT先生の所では、私が中2の時モデルカーレースの全国大会で優勝し新聞に名前が出た事からご子息の車を組み立て、レポートはまんまと及第点、これに味をしめ高校時代はまず先生の趣味を探り先生取り込み作戦を敢行した。

 自動車実験室のO先生が中古のホンダS600を購入友人が勤める工場のゴミ箱をあさり必要パーツを献上、昼めし“ソーライ”をごちになった。

 ポルシェカレラ6のパーツの成分分析をお願いした金属実験室にはパーツを献上。多摩川堤の歩行大会の時、体育科のO先生にバイクを貸し生活指導のS先生に取り上げられ両先生を困らせた事もあった。

 しかし今思うと在学中に学んだ基礎知識は素晴らしいものであった、乗りもの館と云う小さなバイク屋で原付自動車を造りバイクメーカーの技術コンサルも出来た、老舗紡績会社に開発会社を任されアメリカの特許も取得した。

 東工学園の校風がとても自分には合っていたと思う、中学の廣瀬先生高校の神谷先生、特に神谷先生にはご迷惑をおかけしました。

 本当に有難うございました。

(工高20期P組 山口三郎)

 

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