平成28年3月6日(日)に日本工業大学駒場高等学校の第68回卒業式がアリーナにて行われました。
今年度は510名が卒業し、新たに本同窓会の仲間入りとなります。
下記は、日駒(校内)新聞に掲載された会長の文章です。当日の写真と併せてご覧下さい。
「皆さんを応援します」
同窓会会長 徳川喜壽
ご卒業おめでとうございます。今年も、今日のこの日、多くの生徒さんが日本工業大学駒場高等学校を卒業されます。私たち同窓会は、68期の新会員をお迎えすることになります。同窓会には本校の前身の神田校以来、5万人以上の会員の方がおりますが、その同窓生全員がみなさんを応援してまいります。
私どもは、本校において吉田校長を筆頭に、普通教科や工業教科の各先生方が多数の有望な生徒達を3年間、六年制は6年間、親身になってお育て頂き、感謝しております。
多くの生徒たちが、難関大学入学を手中にされた努力、各種の資格・検定・技能試験の合格を目指した努力、部活動のアーチェリー部や陸上競技部など、多くの競技に優秀な成績をおさめるべく精神・身体を鍛錬された努力。また、日駒の学校生活を楽しまれたことは皆勤賞・精勤賞の受賞生徒数の多さが何よりも物語っております。これは生徒たち一人ひとり、校訓『誠実・明朗・勤勉』の実践の賜と思います。
そして日駒を卒業後、さまざまな大学や専門学校に進学される方には、再び卒業という時を迎え、就職し、思い描いたとおりの人生を叶えるためにも更に学ぶ努力が大切です。もちろん、みなさんには『努力すること』は身に付いているはずです。
日駒には技術教育の伝統があり、ものづくり環境に恵まれています。この風土で育ったみなさんは、普通科の卒業生であっても『心でものを見る感性』を伸ばし、今後の人生をより素晴らしいものにすると確信しております。
おそらく東京五輪・パラリンピックの前年は好景気に沸く時代になるでしょう。グローバル化が更に進むであろう日本社会は海外の拠点で働く若者が増え、国内でも諸外国との取引が増大し、主要都市、地方に限らず、観光面でも外国の方と接する機会が増えますので、外国語の会話力を堪能にする努力も必要です。これからも大いに励んで頂きたいと思います。
さて、今後、みなさんの友人と再会できる場として『東工学園同窓会の総会』を、5月21日(土)に母校アリーナで開催致します。卒業後の良い機会となりますので是非ご参加下さい。
卒業生みなさんの今後のご活躍を期待しております。