東京工業第十二期の定期総会は10月21日御徒町近江屋で杉田 政男、芳川 昌夫、坂野芳夫、大木 林太郎の4名の参加で開催されました。
十二期の大部分は今年九十歳大台を迎えますが、杉田と大木は5月19日の同窓会総会で卒寿のお祝いをしてもらいました。太平洋戦争開始時に入学、敗戦の20年に卒業その間学徒勤労動員という考えられない経験を経てきました。
学徒勤労動員は、三鷹航空と正田製作所の二か所の軍需工場に分かれて、大型旋盤、ボール盤等の機械で仕事をしました。
3月10日の東京大空襲の様子を工場の屋根の上から見ていました。
それから一か月は交通機関は利用することはできませんでした。
今の学生・生徒では経験できないことの思い出です。
十二期の定時総会は平成30年を最後として今後は開催しないこととしました。開催の必要がある場合はその都度協議のうえ決定連絡します。
註 写真は 右から 坂野・杉田・大木・芳川の順です。
(記 大木 林太郎)