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学校長挨拶

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校長 大塚 勝之

『日駒の近況報告』

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 同窓会の皆様、いつも中学校・高等学校をご支援頂きまして、本当にありがとうございます。

 日駒は、今、変革の真っ只中にありますけれど、日駒の本質は以前と全く変わっていません。115年の長い間の工業科の運営で、工業教育、技術教育の核心は「ものつくりの楽しさ体験」にある、これがすべてだと思い、信じて運営してきました。工業科を止めて、「ものつくりの楽しさ体験」は、真面目さを追究することだったことに、やっと気づくようになったのです。ものつくりは、工夫して、つくり込み、修正を何度も繰り返し、いいものに仕上げていく。手を抜くと、全く陳腐なものになる。そうでなく、真面目に取り組み仕上がりを究極まで追究すると、その過程も楽しくなり、でき上がったときの喜びは格別になる。つまり、「ものつくりの楽しさ体験」は、「真面目でなければいいものできない」、ことを確認することだった。それなら、普通科でも私たちは、堂々と進んでいける。つまり、「真面目でなければいい教育はできない」、これを日駒普通科教育創生の合言葉にしようと決めて、ここまできました。これからも真面目さを大切にして、その真理を追究していきたい、そう考えています。

 さて、学校の近況を少しお話します。この3月の卒業生は520名で、その進路は、兄弟校日本工業大学には18名、他大学への進学は、461名です。各種専門学校に進学する生徒は35名で、就職は6名でした。他大学の合格結果は、京都大学、一橋大学をはじめ、国公立大学に13名、早慶、上智、理科大には33名、G-MARCH 129名、日東駒専167名、など、大学進学成果は、普通科創設以来、一番の成果になりました。

 また、入学生については、まず高校入試では、一昨年に推薦基準を各コースで2ポイント上げていて、それを確実に浸透させたい、と考え入試広報活動に臨みました。お陰様で、募集定員を上回る233名の入学となり、併設中学からの内部進学生200名を合わせて433名の高校入学生となりました。

 一方中学校は、募集定員を200名から240名に増やして、どうなるか心配しましたけれど、257名の入学生で、初めて8クラス編成にすることができました。10年前の入学生が、57名ですから、ちょうど、200名増えて、女子は10年前の8名から85名に増え、本当に驚きます。

 これからも同窓生の皆様と育んできた本校らしい“真面目さ”を大切にし、新たな教育にも果敢に取り組んでいきたい、と考えています。

 同窓会のますますのご発展をお祈り致しますとともに、今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

会誌より(第95号/2026年)

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