学校長挨拶
校長 大塚勝之

『中学校・高等学校の近況報告』

 

 同窓会の皆様、いつも中学校・高等学校をご支援いただき本当にありがとうございます。
令和3年度についてお知らせします。


 まず、生徒募集の報告をします。高等学校では、昨春の入学生は316名にとどまりました。これを受けて、昨年の生徒募集では、4月から受験生への学校説明会を開催し、学校が新しくなったこと、進学型を強めたことを受験生にアピールして、募集活動に力を注いできました。その結果、令和4年度の入学生の内訳は特進コース71名、理数特進コース32名、総合進学コース186名、文理未来コースに68名、そして六年制コース93名で合わせて450名の入学生となり、新生日駒が本当に始まりました。


 中学募集では、3年連続の120名以上の入学を目指し、募集活動を始めました。過去2年の入学状況で、受験生側が本校を見る目が変ってきたこと。それと何と言っても、来校してくれた受験生・保護者が本校の先生たちの熱、一所懸命さを来校して初めて知って、ファンになってくれたことが大きかったと思っています。結果として172名の入学生となりました。


 教育運営では、夏休み前までは、緊急事態宣言が断続的に発令され、40分の短縮授業を続け、苦心しながら感染防止と、授業時間の確保の両立に努めました。一番心配したのは、夏休み明け、9月1日からの運営でした。第5波では東京で毎日5000人以上の新規感染者数となり、自宅でのリモート学習か、登校しての学習か、迷うときでしたが、感染防止を徹底させた上で、生徒を登校させて30分短縮6時間授業で、昼食をとらず、午前中で帰宅させることにしました。9月には、こういった中で、生徒の達成感を大切にしたい、と考えて、入場者数の制限など、工夫しながら日駒祭も何とか開催することができました。年が明けて、第6波においても、30分短縮授業で、乗り切り、ここまできました。


 大切な進路の決定を迎えた高校3年生は、この限られた条件のなかで、よく頑張り、成果の一つの指標となる大学合格結果では、早慶の合格で11名となり、近年で初めて二桁になりました。この早慶の合格が象徴的で、全体としても、今までで一番の成果となりました。


 私たちの学校は「生徒諸君一人ひとりの良さを見い出し、育む、教員は懸命に応援していく、応援する先生も、生徒もいつも活き活きしている」、その気概に溢れている学校でありたい、と願っています。同窓生の皆様と育んできた本校らしさは、これからも大切にして参ります。
 

 同窓会のますますのご発展をお祈り致しますとともに今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

会誌より(第91号/2022年)