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理事長挨拶

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理事長 柳澤 章

『日駒の歴史が日々刻まれる』

 

 学園は創立116年を迎えました。明治期以来、日本の産業の成長に力強く貢献する人材を輩出してきました。戦後、駒場の地で新たなスタートを切り、科学と工業技術が日夜進歩で発展を遂げる中、さらに高度な技術力を身につけようと全国の工業高校の声とともに日本工業大学の開学へと結
実しました。以来、東工・日駒と大学は一体となって、時代の要請に応える技術教育を行って来ました。同窓会メンバーも日工大卒業の会員が主要メンバーになりつつあります。
 

 今年、日駒は普通科専一となって3年目を迎え、工業科として最後の卒業生が巣立って行きました。進学型を推進し、最難関大学を目指す日駒「光風塾」の取り組みが図られていたり、先生方の努力により中・高共、生徒募集は順調で人気校になりつつあります。
 

 新たな日駒の歴史が日々、刻まれています。コロナ禍が落ち着きを見せ、生徒たちの活動が本来のアクティブさを取り戻しつつあることは、なによりです。それは人生の多感な時代のかけがえのない毎日です。


 皆さまも駒場時代、よき友と出会い、興味関心を同じくする仲間と青春をぶつけたことでしょう。そうした日々が、その後の人生に少なからざるものをもたらしたのではないでしょうか。学園のこれからを見守っていただき、応援くださいますよう、お願い申し上げます。

会誌より(第92号/2023年)

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