理事長挨拶
理事長 柳澤章

『新しい駒場の姿』

 

 

 学園は、明治40年に創立し、中堅技術者育成を理念に掲げ、日本の近代産業の黎明期から、その発展に大きく貢献しました。そして戦後、東工は、校訓「誠実・明朗・勤勉」の下、豊かな人材を輩出してきました。さらに、高度成長期、ベビーブーム世代の科学技術への強い向学心に応えて日本工業大学を開学しました。こうして日本全国の工業高校卒業生が集い、学ぶ学園となりました。今日では日本工大は3学部7学科を擁するに至っています。


 そして駒場では、時代、社会が求める教育、人材需要の変容の中で、平成20年度より普通科を設け、令和3年度には普通科専一となりました。これによって、進学型をいっそう進め、さらに最難
関大学の志望する生徒を強力に支援する日駒「光風塾」の運営をはかっています。


 もちろん、キャンパス生活を豊かにし、人格形成の環境を整える取り組みも進んでいます。その一つが、新図書館の完成です。ゆったりと過ごせるソファーに加えて、コーヒーサーバーもありま
す。なお、「日駒図書館」の看板は、ものづくり系の先生方の手づくりです。


 伝統のレスリング部も好成績を上げ、女子が中高ともに活躍しているところに新しい風を感じさせてくれます。


 今後とも、学園の末永い発展に向け、暖かく見守っていただき、応援くださいますよう、お願い申し上げます。

会誌より(第91号/2022年)